TOT夢連載【太陽の花】

□第25話 【魂の都】
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ルビア
「ねぇ・・・
これ、何て書いてあるのかしら?」


カイウス
「読めないのか?
って、何て書いてんだ・・・これ?」



分からず悩むルビアの後ろから、
覗き見るカイウスにも
サッパリ分からない御様子。



アーリア
「見せてみてもらえるかしら?
んー・・・えっと、ティルキスなら
読めるかもしれないわね・・・」


ティルキス
「どれが読めないんだ・・・
・・・・・・・・・・
狽ュっ、パスだフォレスト・・・(苦笑)」


フォレスト
「・・・・・・・・・
悪いが、私にもこれは読めない。
おそらくこの文字は、
旧レイモーン文字なのであろう。」



表紙の読めない文字を前に
日記を読むことを諦めようと
ルビアが元の位置に戻そうとした・・・

・・・が、フォルテは横から抜き取り
ペラペラとページを捲っていく。



『ふむふむ、育児日記・・・
って、書いてるようなんだけど。
どうやら、ここに暮らしていた母親が
子供の成長過程を記録してた物みたい。
・・・ ・・・あれ・・・どしたの?』



みんなの顔を見やると、
鳩が豆鉄砲を喰らってしまった表情。



カイウス
「狽ネ、何で読めるんだよ!?」


『何でって言われてもなぁ〜・・・
昔住んでた場所にあった本棚に
旧レイモーン文字の本があったのを
丸暗記してただけで何も凄くないし。』


アーリア
「丸暗記してるだけで、
素晴らしく凄いと思うわ(汗)」


フォレスト
「フォルテは、
どんな文字でも読めそうだな・・・」


ティルキス
「どんなモノまで読めるんだ?」


『う〜ん・・・とりあえずは、
古代文字くらいまでは読めるかな。』


アーリア
「あんな複雑怪奇なモノまで・・・
流石というか、何というか・・・ ・・・」


ルビア
「スゴいわフォルテっ!(キラキラ)
右に出るものがいないってのは
正に、この事を言うのよね♪」



羨望の眼差しを向けて笑顔を送る。



『そんなに褒められると
照れちゃうよ〜///(照)』


一同
「「「「「(照れる姿が可愛い///)」」」」」



可愛く素直に喜ぶ姿を見て、
何故かこちら側まで照れてしまう。

その後も、各部屋の中へ散らばる
数冊の日記が見つかっていく。

だが、全てを読み終えてみても
今欲しい情報は見つからず、
結局は無駄な労力となってしまう。



『何にもないみたいだし、
あの大きな建物の中に入らない?
多分図書室とかあると思うし。』



フォルテの提案に賛同し
建物の中へ足を進めていく。



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