TOT夢連載【太陽の花】

□第24話 【砂塵への道】
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アーリア「・・・ところで#name1#。つかぬ事を聞いても良いかしら?」
『んっ、何?』
アーリア「いつまでカイウスに、抱きついてるつもりなの?」
そう言われるまで忘れおり慌ててお互いの身体を離した。
カイウス「狽ヌわぁ〜〜っ!!///」
『狽イ・・・ごめん!!///』
ティルキス「はははっ。2人とも顔が真っ赤だぞ♪」
アーリア「若いわねぇ、2人とも。」
茶化すようにからかっていると黙り込んでいたルビアがいきなり無言で立ち上がり、どこかへと歩いて行こうとする。
アーリア「どこへ行くの? ルビア。あまり離れると危険よ。」
ルビア「大丈夫よ。 ちょっと、夜の
風にあたりに行くだけだから。遠くへは行かないわ。」
ルビアの物申さぬ雰囲気にアーリアは気付く。
アーリア「そう・・・ ・・・気をつけてね。何かあったら、すぐ知らせるのよ。」
ルビアは軽く頷き返すと、少し離れた場所に歩いて行った。
カイウス「どしたんだ、ルビアのやつ?」
ティルキス「いろんな事が起こって、ルビアも混乱してるんだ。」
『いつか私の事も、話さなきゃいけないんだけど・・・』
フォレスト「今 話したところで更に混乱するだけだ。止めておいた方が良いだろう。」
『そう・・・だよね・・・ ・・・』
フォレストの言葉に納得し、ルビアに告げるのを見送る
事にする。
アーリア「ねぇ、#name1#の事とは?」
納得した3人と違い真実を知らないアーリアは疑問を投げかけてくる。
『そういえば、アーリアには話してなかったよね。』
フォレスト「これからの事を考えるとアーリアにも話しておいた方が良いだろうな。ルビアには折を見て話せばいいだろう。」
カイウス「じゃあ、アーリアに話してる間にオレはルビアの様子でも見てくるかな。」
ティルキス「頼んだぞ、カイウス。」
そう言うと、カイウスはルビアの元へと向かいそして、#name1#はアーリアに自分の全てを話す。
自分が混血児である事・・・
生まれてからの記憶が鮮明である事・・・
そして、降りかかる使命を・・・
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