TOT夢連載【太陽の花】

□第22話 【隔ての門】
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『なんか私・・・ ・・・
犯罪者みたいだね(シクシク)』

アーリア
「確かに、聞きようによっては
そう聞こえるかもしれないわね。」


一同「「「「「狽ヲ゛っ!!」」」」」



フォルテが言うのも最もであり、
アーリアを除いた4人の会話は
犯罪者を追うティルキスとルビア・・・

そして、
犯罪者を庇い立てして
捕まるのを阻止しようと模索する
フォレストとカイウス・・・という
事件モノな会話に聞こえるのだった。

いじけ悲しむ姿を前に
アーリアは軽くフォローを入れた。



アーリア
「ここはひとまずフォルテの事は
フォレストさんに任せましょう。
ティルキス1人で、
女性3人のエスコートなんて無理よ。」


ティルキス
「それもそうだが・・・
いや、しかしアーリア!?」


アーリア
任せましょう♪(黒笑)


ティルキス
「這狽ヘ、はい(ビクッ)!!」



背後に見える黒オーラに怯え
ティルキスは素直に頷き返す。



フォレスト
「(汗)・・・で、では、
カイウスと#name1#は私と一緒に。
それでいいか?」


カイウス
「うん、オレは構わないよ。
むしろ喜ぶくらいだ♪」


『私も良いでーす。
・・・犯罪者扱いじゃなければ(ボソッ)』


5人
「「「「「ははっ・・・(苦笑)」」」」」



とりあえずアーリアの機転(?)により
トリプルメンバーでの行動になった。



カイウス
「それで、集合場所はどうするんだ?」


ティルキス
「そうだな・・・ ・・・では、支度ができ次第
ここに集合という事にしよう。」


ルビア
「カイウス、フォルテ、
無茶しちゃ駄目よ。それと、カイウスは
変なものを食べないようにね。」



2人の事を心配しているのかと思いきや
余計な一言を付け加えた。



カイウス
「そんな事、ルビアに
言われなくてもわかってるよ!」



拗ねたようにそっぽを向くと
更にからかい口調で食ってかかる。



ルビア
「どうかしら・・・そうやって
ムキになるところが子供なのよ。」


カイウス
「狽ネんだとっ!」




喧嘩を始めようとした2人に
黒オーラを背負ったままのアーリアが
口を挟んで止めに入った。



アーリア
「まあまあ2人とも
ケンカは後にしてね?(黒笑)
じゃあ、行くわよティルキス、ルビア!!」



カッコ良く言い放つと
颯爽と奥に歩いて行ってしまったので
慌てた様子でルビアも着いて行く。

ティルキスも後に続こうとするが
不意に足を止め振り返った。



ティルキス
「ここは騎士団の勢力圏内だ。
充分、気をつけてな。」



っと言い残し、2人を追いかけ
奥へと駆けて行った。



『3人とも頑張ってね〜♪
っと、そんじゃ〜まあ、私達も
聞き込み開始しちゃいましょうか。』



一階をティルキス達に任せ
3人は二階へと向かう事にした。


その後はとにかく、
手当たり次第に聞き込んで回ったが
どれもハズレで、困り果ててしまう。



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