TOT夢連載【太陽の花】

□第12話 【果てなき路】
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ルビア
「カイウス〜、フォルテ〜、
フォレストさ〜ん。」


ティルキス
「おっ来たな。 準備はいいか?」


カイウス
「大丈夫!」


『バッチリで〜す♪』


ルビア
「あたしも準備は整えて来たわ。
ねえ、お兄様♪」



カイウスに見せつけるように、
ルビアはどこか嬉しそうに
ティルキスの左腕に飛び付いた。



カイウス
「な、なんだよ それ!」


『あらまあ、カイウスってば・・・
もしかして妬いちゃってるのかな?』


ティルキス
「カイウス、妬かなくていいぞ。
あくまで兄と妹だ。」



そんな からかう口調に
カイウスは手振りを付けて焦る。



カイウス
「Σや、妬いてなんかいないよ!
(フォルテの場合なら
妬いたりもするだろうけどさ・・・)」


『ふふっ。
焦るところを見ると、図星だったり?』


カイウス
「だから、違うって・・・(ガクッ)」



つくづく心知らずなフォルテだった。



ルビア
「カイウスったら・・・ ・・・ふふ。
(もう・・・フォルテ好きなんだから)」



だが、その心情を知るルビアは
一人で笑い尽くしていた。



ティルキス
「よし!じゃあ出発しよう。
ジャンナはレダの北にある。
気を引き締めて行こう。」


『よ〜し、頑張っちゃうぞぉ♪』



緊張感が全くなく
元気ハツラツに一人で盛り上がる。



全員
「「「「///(可愛い・・・)///」」」」



とりあえずな状態で
ジャンナへ向けて出発した一行は
襲ってきた敵を倒しながら丘を下り、
平原を越え・・・坂を登っていく。

そして、長い間歩いたために
日が傾き、空は暗くなってきている。



『もう、夜が近いみたいだね・・・
ここらで、テントでも張る?』


ルビア
「なんか肌寒くなってきたね。」


カイウス
「ジャンナはまだ遠いみたいだな。
休憩しようぜ。」


ティルキス
「そうだな、暗くなってきて
動かない方が良いだろうな。」


フォレスト
「では、テントの準備を・・・
カイウス手伝ってくれ。」


カイウス
「うん、分かった。」



そう返事したのを合図に
各自 分担して用意を始めた。



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