TOT夢連載【太陽の花】

□第6話 【決意】
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時間が経ち、
真っ暗だった空に朝日が昇り始めた頃
やっとナルスへと着くことが出来た。

本来ならばもっと早くに
ナルスに着く予定であったのだが
カイウスの無駄な動きや、
フォルテ的 戦いのノウハウの伝授に
なぜか熱が入ってしまい
今はまったく必要ではない時間を
費やしてしまったのだった・・・


本日の教訓・・・
【時間は計画的に使いましょう!!】


そんな訳で、
とりあえずはナルスに到着です。



『かなり色々あったけど(遠い目)
ひとまずルビアが船に乗ったのか
それぞれに別れて調べよっか。』


カイウス
「じゃあ、オレは村の奥を調べる。
で、待ち合わせは?」



キョロキョロと周りを見渡し、
村の奥に位置する海岸に視線が向く。



『30分経ったら、
あの砂浜で落ち合いにしよっか。』


カイウス
「分かった。じゃ、後でな。」



カイウスが村奥へ走る姿を見送ると
フォルテもルビアの足取りを掴むべく
辺りを歩く人へ聞き込みを開始。


しばらく聞いて回ってみたのだが、
ルビアが船に乗ったのかという事は
全く分からなかったのである。



『なんで誰も知らないのよー―っ!!
って・・・あーっ、もう時間だし・・・
まあ仕方ない、ってか?
ふぅ・・・とにかく砂浜に行くかな。』



小さく溜め息をつきながら
待ち合わせである砂浜に向かうと
カイウスが先に到着していていた。



カイウス
「フォルテ!どうだった?」


『全然わかんなかった。』


カイウス
「本当にナルスに来てるのか?」


『え〜〜〜っ・・・まだ来てないの?
私達も言えた義理じゃないけど
寄り道し過ぎじゃないかな〜。
も〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ、
ルビアのばかー―――――っ!!』


カイウス
「そうだそうだ、
ルビアのばかー―――っ!!」


ルビア
「・・・馬鹿で悪かったわね(ボソッ)」



海に向かって叫んでいると、
ひょっこり後ろからルビアが現れた。



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