TOI夢連載 通常スキット編2

□SKIT/052【リカルドの役目】
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【リカルドの役目】



ルカ
「ねえ、リカルド。」


リカルド
「何だ?」


ルカ
「西の戦場では指揮官暗殺の役目を負ってたんだよね?
成功したの?」


リカルド
「・・・残念ながらとどめは刺せなかった。
ハスタの乱入さえなければ可能だったんだが。」


スパーダ
「言い訳かよ!ヘッ、ダッセェーの。」


ティビア
『もう、スパーダ君ッ!』


リカルド
「俺をそうなじっていいのは、依頼主だけだ。
それに、王都軍壊走は俺の功だ。
仕事はキチンと終えたさ。」


ティビア
『完璧ではないですが、お仕事は終了なのですね(ニコリ)』


ルカ
「でも、あの指揮官さん、殺されなくてよかったよ。」


スパーダ
「お前、あんなにビビってたじゃねーか。
嫌ってたんじゃねェの?」


ルカ
「イリアは嫌ってたけど、
僕はそうでもなかったよ。
言い回しとか面白かったし。
ちょっとは怖かったけどさ。」


ティビア
『私も嫌いではないですよ。
思いやりもあるみたいでしたし♪』


2人
「「(思いやりとは違うだろ・・・)」」


リカルド
「どんな人物だろうと、敵なら殺さねばならん。
戦場とはそういう場所なのさ。」


ティビア
『まあ、そうなのでしょうが。
なんだか悲しい事ですね・・・』


ルカ
「そういえば前世でも、僕を暗殺しに来たんだよね。」


スパーダ
「返り討ちだったけどな。」


ティビア
『ご愁傷様です・・・』


リカルド
「・・・・・・・・・。・・・その恨みかな。
若き頃から、狙撃や潜伏や待ち伏せなど技量を追求していたのは。」


ルカ
「じゃ、今の傭兵リカルドがあるのは
僕のおかげって事?」


ティビア
『わぁ〜♪ルカ君、凄いです〜(キラキラ)』


リカルド
「フン、馬鹿を言え。
傭兵として鍛錬しただけに過ぎん。」


ティビア
『馬鹿・・・』


スパーダ
「まあいいや。頼りにしてるぜ。
つっても失敗例を二つも知ってるけどな。」


リカルド
「・・・・・・・・・(汗)」


ティビア
『アンジュさ〜ん、リカルドさんが馬鹿呼ばわりしま〜す(泣)』


リカルド
「・・・・・・・・・・(激汗)」


ルカ&スパーダ
「「(哀れリカルド・・・)」」



とりあえず何かあったらアンジュに報告☆

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