TOI夢連載 通常スキット編2

□SKIT/045【アレってなんだったの?】
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【アレってなんだったの?】



イリア
「そーいえばさぁ、アンジュが入ってた、あのデッカイ乗り物って一体何なの?」


アンジュ
「ああ、アレね。
【ギガンテス】って名前だったかな。」


ティビア
『ギガンテス・・・
なんだか、厳ついお名前ですのね。』


ルカ
「ギガンテスって、聞き覚えがあるよ。
伝説に出てきた巨人の名前だったっけ?」


アンジュ
「そうそう、天上では罪人をひっとらえる巨人の一族だったみたいね。
昔、教会の奇跡によって命を与え、使役させていた土偶人形にも その名が与えられてたのよ。」


ティビア
『わあ〜、アンジュさんは、とても物知りなのですね!(キラキラ)』


イリア
「へえ〜?
でも奇跡って、もう無くなっちゃったんじゃないの?
ならどうやって動いてんのよ。」


ルカ
「・・・天術のかわりに、転生者の力を使ってたって事?」


アンジュ
「そうね。そういう事でしょうね。」


ティビア
『Σなんて酷い仕打ちを・・・』


イリア
「なっによソレ!
ヘタすりゃ、あたしも あの中に入れられてたってワケ?」


アンジュ
「あ、誰でもいいって事はなかったみたいよ?
転生者と機体との相性があったみたいで、その辺りはまだ研究中だったみたい。
だから、まだ実戦配備されてないんだって。」


イリア
「そんなの、何の慰めにも なんないっての!!」


ティビア
『相性が合うと、エネルギー源になるなんて・・・
恐ろしい事この上ないです!!』


ルカ
「僕、許せないよ!
あんな狭い所に押し込めて、人殺しの道具にさせるなんてさ!
人を一体 何だと思ってるんだ!」


アンジュ
「ルカ君。
あなたは優しい子なのね。
他人のために、本気で腹を立てるなんて。」


ルカ
「そ、そんな事ないよ。
ただ、僕がそんな目にあったら嫌だなって思っただけさ。」


アンジュ
「そういう想像力が大切なのよ。
想像力が人を優しくする。
あなたは優しい子よ。」


ティビア
『ルカ君、素敵ですわ///(ウットリ)』


ルカ
「///(照)」


イリア
「とにかく・・・、ナーオスに向かいましょっ。
(ルカ・・・後で絞める!!(怒))」


アンジュ
「そうね。
(イリアの考えが、手に取るようにわかるわね・・・)
また あのケースの中は勘弁だもの。
それとも、みんな一緒に閉じ込められるんだったら寂しくないかなぁ?」


ルカ
「ええ!そ、そんなのヤだよ!」


アンジュ
「うふふ 冗談よ♪」


ルカ
「も〜、止めてよ〜・・・」


ティビア
『そうですよ!!
あんな小さい中に、全員で入れるわけがありません!』


三人
「「「這買cッコミ所、ソコ!!」」」



いつもながらの天然発動!!(笑)

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