TOI夢連載 通常スキット編2

□SKIT/041【蒸気機関について】
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【蒸気機関について】


イリア
「そぉいや、蒸気機関って何?」


ティビア
『いきなりな質問ですね。』


ルカ
「どうしたの突然。」


イリア
「あんた、あの人型の鉄の塊兵器見て、蒸気機関じゃ無いって言ってたじゃん!
ソレ、思い出したの。」


ティビア
『確かに、言ってましたね。』


ルカ
「ああ、そんな事言ったかもね。
ええっと、蒸気機関ってのはさぁ、昔々の数学者が・・・」


イリア
「ちょっと待って!簡潔に、ね。」


ティビア
『イリアさんらしいですわね(ニコニコ)』


ルカ
「・・・・・・・・・えーっと、水を温めるとどうなる?」


イリア
「馬鹿にしてんの?お湯になる!」


ティビア
『グツグツです☆』


ルカ
「それを温めると水蒸気になるよね?
ほら、お湯を沸騰させると、ヤカンのフタが持ち上がっちゃうでしょ?」


ティビア
『ピーって、鳴っちゃいます♪』


イリア
「それが何?」


ルカ
「水蒸気でヤカンのフタを持ち上げる力を色々利用するのが蒸気機関なんだよ。」


ティビア
『カタカタですわ♪』


イリア
「はぁ?何それ?
ヤカンのフタ持ち上げるだけのモンが、何で馬鹿デカい汽車を動かすっての?」


ルカ
「大きなヤカンならフタも大きいでしょ?
重い物を動かすなら大きな機関が必要になる。
だから汽車の蒸気機関って大きいんだよ。」


ティビア
『ドド〜ン!!』


イリア
「へぇ〜・・・」


ルカ
「あの人型兵器には、蒸気機関を積む程の容量があるようには見えなかったしね。」


イリア
「ふわぁぁあ・・・」


ルカ
「・・・・・・・・・わ、わかってくれた?」


イリア
「あー、んー・・・、まあ大体ね。」


ティビア
『う〜む…
せっかく擬音に挑戦しちゃいましたのに・・・
イリアさんは聞いてないようです(シュン)』


ルカ
「・・・・・・・・・
(多分、普通は聞かないと思うけどな〜)」



意味なく擬音語発動!!

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