TOI夢連載 通常スキット編

□SKIT/003【ニミっち】
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【ニミっち】



ルカ
「アニーミさん、かぁ。」


ティビア
『ルカ君、何かを悩んでますね。
もしかして、イリアさんの事です?』


ルカ
「うん・・・
前世の縁で巡り会った、運命的な出会いなのに、よそよそしく名字で呼び合うのはどうだろう?」


ティビア
『そうですね・・・
ではでは、他の呼び方なんてどうでしょうか?』


ルカ
「そうだ!
あだ名で呼んで、二人の距離をグッと縮めてみるのはどうかな!」


ティビア
『それは良い考えかも♪
では、何てお呼びになられるのです?』


ルカ
「アスラのように、渋く【イナンナ】って呼びつけてみたいけど、流石に失礼かな。」


ティビア
『そうですねぇ・・・』


ルカ
「イナっち・・・、じゃあ、馴れ馴れしいし、アニっち・・・とかどうかな?
いや、ここは思い切って ニミっちってのはどうだろう?」


ティビア
『可愛らしいと思うよ。』


ルカ
「ニミっち・・・、ようし、これだ!
この名前なら、気に入ってもらえる。
きっと誰も彼女をこう呼ばないぞ?
そう、僕だけが彼女を彼女をこう呼ぶんだ・・・
そして、そのうち【イナンナ】って。」


ティビア
『クスクス・・・あ、イリアさん!』


イリア
「ちょっと、どうかした?」


ルカ
「うわ!!」


コーダ
「コイツ、へんだな。
変な笑いしてたぞ、しかし。」


ティビア
『変な笑いってどんなの?』


ルカ
「あ、いや、そのっ、あのっ・・・、何でもない・・・んだ。
その・・・、ニミ・・・、アニーミさん。」


イリア
「そぉ?だったらいいけど。」
↑どこかに歩いていく


ルカ
「い、いきなりあだ名は失礼だよね?
そう決まってるさ・・・。」


ティビア
『あだ名じゃなくて、
名前で呼べば良いのになぁ・・・』



なぜ普通に、名前を呼ばぬ!!

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