TOT夢連載【太陽の花】

□第13話 【首都ジャンナ】
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一同はそれぞれの想いを抱えたまま、
ジャンナへと無事に到着していた。



カイウス
「ここが首都ジャンナ・・・ ・・・
フェルンの何倍くらいあるんだ?」


『そうねぇ・・・どのくらいかしら?』


ルビア「フェルンと比べることなんて
できないわカイウス、フォルテ。
小さい頃お父さんに連れられて来た時に、
あたしが迷子になって
大騒ぎになったって・・・ ・・・」



そう思い出を話す表情は、
少し淋しそうに見える。



カイウス
「ルビア・・・ ・・・」


ティルキス
「えっと・・・そうだ!3人は、
街の奥にそびえる建物が何かわかるか?」


『私は分かるけれど・・・
2人は、分かってない、かな〜?』



視線を移して見ると
案の定、首を傾げ悩んでるようだ。



カイウス
「・・・なんだか城みたいだな。
王様が住んでるのか?」


ティルキス
「いやあれは、騎士団と
それをまとめる大公が住む城だ。
その大公の城のずっと左・・・ ・・・
湖の上に建ってるのが教会だ。
中央の橋を渡れば、アレウーラ8世の城。
【主無き城】だよ。」


カイウス
「あるじなきしろ?」


フォレスト
「知らんのか?」


『え、カイウスってば、
【主無き城】って漢字で書けないの?
仕方ないなぁ・・・
えっと、漢字で書くとねぇ〜♪』


カイウス
「Σそ、それぐらい書けるよ!」


フォレスト
「・・・ ・・・(汗)
あー、話を続けてもいいか?」


『む〜っ・・・ ・・・どうぞ。』



不服そうな態度をしながらも
話を続けるように促す。



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