短編小説

□びっくり誕生日会
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泥「旦那ーーー!!!うん!」



大声でサソリを叫んでみる真正面から
トボトボ歩いてきてるヒルコの旦那がいた。


蠍「そんなに大声出さなくても聞こえてんだよ…」


走って向かってきたデイダラに文句を言いつけながらヒルコから出る旦那。



泥「オイラなりの歓迎だぞ!」(はぁはぁ)


蠍「?…デイダラ、お前ずっと走って来てたのか?」

息切れしているデイダラに疑問を抱いた。


泥「うん、そうだぞ?あ、旦那おかえり☆」

蠍「ふーん……あ、ただいま。」


泥「任務どうだった?うん」


蠍「まあ、情報は手に入ったぜ……それにしても疲れた。早くアジトに帰りてぇな」


泥「煤G(ギク)…あ、旦那ちょっと待ってて!すぐ帰って来るから!うん」

  タッタッタ(走る)

蠍「…何だよ」






     **

泥《おい!角都、聞こえるか!?》ザー


角《あぁ…煩いくらいにな。》


泥《今から旦那がアジトに帰りたいみたいなんだけど、今帰って間に合うか?;》


角《今すぐだと!?馬鹿言え。間に合う訳ないだろ、もう少し時間を稼げ》


泥《もうちょっとかぁ…じゃ、もうちょい時間稼いでみるわ!うん。また、連絡する。》

角《あぁ…》 プチ



       **



   ガサ、ガサ(草から出てくる)


泥「わりぃ、旦那。お待たせ〜うん!」


蠍「何してたんだ…?」


泥「オイラ、小便だぞ?」


蠍「そうか……」


泥「あ、旦那……」


蠍「何だ?」


泥「旦那が疲れてんのは分かるけど………もうちょっとだけ散歩しない…?うん」





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