狼と忠犬。





ただ、愛した貴方を守りたくて。



自分の仲間を、居場所を守りたかっただけなのに。



愛した貴方は何処に行ってしまったの?


今も私は貴方が忘れられずに居るの。


でも、最後に言ってたでしょ?

「守るべきものは一つではない」と。


今、私は新しいファミリーを、大切な人を守るために強くなることを望んでる。


決して貴方を見つけるためではないのに、

あの日を後悔するためでもないのに、

どうしてかしら。


涙が止まらない。





もし私の望みが叶うなら、もう一度貴方に会いたいよ








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