他校中心
□*A man cannot live alone
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「なぁ、ジロー。」
「なぁに??」
久々に丸井君の家に遊びに来ていた俺に、丸井君は急に、そして少し寂しそうに問いかけてきた。
「ジローはさ、氷帝に居て楽しい??」
「うん!!いつもマジマジ楽しいよ!!」
さっきとは違う雰囲気の丸井君に少し躊躇いながらも笑顔で答えた。
「丸井君は…??」
「もちろん俺も楽しいぜ??でも…たまにスッゲェ不安になる。。」
「不安??」
「やっぱ、俺達学校違うしたまにしか会えないから…ジローが他の奴に取られたりしないかって」
「丸井君…」
いつも明るくて頼りになる丸井君が、実はそんな風に心配してるなんて思ってもみなかった…。
「なぁーんてっ!!俺が勝手に心配してるだけだよな!!ジローは今言った事、全然気にしないでくれぃ」
ギュゥッ
「ジロー…??」
「正直、丸井君がそこまで俺の事想ってくれてるなんて考えもしなかったCー…
俺は丸井君以外なんて好きにならない。
人は一人じゃ生きていけないから…二人でずっと一緒にいよ??」
「…当たり前だろぃ」
「エヘヘ)丸井君大好き!!」
「俺も…大好きだぜ!!」
End
ーーーーーーーーーーーーアトガキ
初めて「」前の名前を無くしてみました。
どっちがどっちか分かりましたかね(汗
最近はジローちゃんだと悲恋ばかりだったので、幸せにしなくては!!と思って突発的に書きました。そしたら大人なジローちゃんになりました←
ちなみに、タイトルの意味は「人は一人では生きていけない」だそうです。