*同*
□恋は
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思ってる事を全て伝えられたら良いのにね…。
恋は
僕の大好きな英二は僕が好きだと言ったら、『俺も不二好きーv』なんて言うのだけど…僕の好きは英二が言っている好きとは違う気持ちなんだ。
『英二先輩って可愛いッスよね。』
「…本当に、ね。」
『不二先輩って英二先輩の事好きでしょ。』
「!?…そうだよ。だから、越前には渡せない。」
『…へぇー。でも、付き合ってる訳じゃないんなら、俺は遠慮しないんで。』
「…付き合ってないけど、英二が好きだから越前に僕の邪魔はさせないよ(クッス)」
『…英二先輩って意外にモテるから、手塚部長とか大石先輩も狙ってると思うんだけど。』
「…越前に言われなくても、知ってるよ。だけど、誰にも渡さない!!」
『宣戦布告ッスか?…でも、俺も負ける気ないんで。』
あぁー…この恋は前途多難だ。
だけど、英二を好きな気持ちは誰にも負けないし…好きだから一緒に居たいし、ね。
「英二ーv」
『にゃ!?//どうしたの不二ι』
僕は英二の所に行って抱きついた。
皆の前でズルイとは思ったけど…恋は駆け引きだから。
「僕の事好き?」
『不二好きだよ//…って、何で抱きついてんの!?』
「英二も人に良くやるでしょ?たまには、良いんじゃない(クッス)」
『…別に良いけど//』
今だけ英二を独占しても良いよね?
皆にはただの仲の良い友達に見えたとしても、僕がこの瞬間が幸せだから…いつか英二もそう思ってくれると良いなー…。
ライバルは沢山いって大変だけど…大好きな英二と居られるように未来に向かって、一歩一歩僕らしい恋をしよう。
そして…恋から愛に変わって恋人になる日までv
*end*
2009 2.1 ゆき