□絶対彼氏パロ
2ページ/20ページ


「ったく、総悟の野郎ー、あんだけ重要な会議だと言ったのに、サボりやがって」

と頓所の廊下を、 つぶやきながら土方は自室へと向かわず、沖田の部屋へと向かっていた。

もちろん、今日の会議をサボった事を説教するためである。

その時、山崎が声を掛けて来た。

「あっ、副長!今朝、副長宛に馬鹿デケー箱が届いてましたよ。しかも着払いで。何買ったんですかぁ?ちゃんと代金は、副長の給料から引いときましたからね」
とぼやく山崎に、土方は慌てる。

「おい、ちょっと待て山崎。俺はなんも買った覚えねーぞ!」

そんな土方の言葉を無視し、山崎は続ける。

「また、変な通販ですか?とにかく、荷物は部屋に運んでおきましたんで」

「おい!人の話を聞きやがれ!」

「とっ、とにかく、荷物は部屋にありますんで、俺はこれで‥」

と、土方の形相に怯えながら、山崎はすぐに逃げてしまった。

「はぁ…」

ため息をつきながらとりあえず、自室へと向かうことにした。自分の部屋で、今行われていることなどつゆしらずに…




.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ