捧
□1000-刹那様
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「…銀、時っ、‥止め ろ、ッぁ、ァァァァっ///」
「ダーメ。Xmasケーキは動かねぇだろーが?」
「ッッ! だからって、ンぅ////」
「何? 淫乱な高杉は、我慢も出来ずにおねだりか?腰揺れてんぞ?」
「…クッ、それは、テメェが…//」
「それは銀さんの舌が、気持ち良すぎるからー、か?胸突き出すのはここも、舐めて欲しいからだろ?」
生クリームを素肌に乗せられ、後ろ手に縛られたまま、押し倒され組み敷かれる事はや、何十分?
乱された着物から覗く肌に、生クリームを塗られ、何とも淫猥な光景である。
この全ての元凶とも言える男―坂田銀時は、高杉の肌の上に塗った生クリームを、丁寧に舐めとっていた。高杉の胸の突起に生クリームを乗せ、まずは一口舐める。次に、舌を尖らせ、輪郭をなぞり、綺麗に丁寧に舐めとっていく。
それを何度も繰り返し、同様に今度はもう片方も、とやっていき、銀時の暖かい舌が触れる度に背中に甘いしびれが流れ、思わず退け反る様は、銀時に胸を突き出しているようで、銀時の指摘後、高杉は羞恥に悶えるのだ。
もちろん、それを予想し、言葉攻めをしている銀時も銀時だが、いや、そもそもこんな事をする事自体、あれなのだが、一応、銀時にも、銀時の言い分があるようだ。
「せっかくのXmasケーキを、床に落としたのは、お前だろ?」
「…だから、もう一つ買って来てやるって言ったじゃねぇか//」
「そーゆう事を言っているんじゃありません!食べ物は食べられてこそ、幸せなんだよ!それなのに、この、ホイップクリームとフルーツの部分をまー見事にスクランブルにしたのはどこのどいつだー?」
「…いきなり、尻撫でてきたテメェが悪い」
「ってわけで、お仕置き決定!」
「‥!?」
「苺はまだ食えるから、高杉にやるよ」
「‥ァフ、、ジュル…」
そう言って苺を高杉の口に入れると、その上から銀時の舌も入って、瞬く間に苺は潰され、甘い酸味と、苺の匂いが鼻孔を満たした。
「…トッピングが終わったら、俺が全部残さずに食べてやる」
「――…嗚呼、
…そうしてくれ////」
MerryXmas
ケーキより、もっと甘いお口の恋人へ(笑)
君に溶かされたのは苺? それとも、俺自身?
08.12.24