&‐アンド‐

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「―――っ!!!?」





リップ音を立てて、彼の頬に唇を落とす。





「…愛されたいなら、愛せばいい。
そんな当たり前のことだけど、結局1人じゃできない」




でも、それはとても簡単なこと。





「ここからは君達の判断だよ。
私と付いて来るか…どうするかは、好きにして」






そっと、彼を離して立ち上がる。





「…行こう。ゾロア」























***


























「いやあああああああああああああああa「うるせええぇ!!!!」





ゾロアが泣き叫ぶので、思わずこっちも叫んでしまった。
全く。
読者には波乱の幕開け!?まさかのフラグ!?にビックリしてるところだろうし。
あ、ゲフンゲフン。なんでもないですよ?





「は、恥ずかしいいいいいいい//////!!!」

「何が?」

「あんなこと平気でやってのけるリリィがすげえええぇ!!!頬チューってぶっちゃけキスより恥ずかしくね!!?」

「…」

「マスクの上からってちょっとエロくない?」

「お前いつからそんなにマニアックになった」




いつからオタク化したんだ。
キャラ崩壊もいいところだ。





「でも…まぁ、ちょっと…恥ずか、し…かった…///」

「うわやべぇリリィが可愛いどうしようN様」

「黙れ子狐」





部屋を出て、あたりをうろうろしている。
だれもいないわけだけど。
そろそろ上に戻るべきなのだろうか。


個人的にもっとNの部屋であんなことやこんなことエキサイティングしたかったゲフンゲフン。





「…ハルモニア」






あの文字。
あの並び。
多分…間違いなく、名前だと思う。
だけど、なんで床に書いてあるんだろうか?
床に書く意味なんて…。





「リリィ…」

「?」





ゾロアが震える声で言う。
目の前に、立ちふさがるのは―――





「ゾロアーク…」





紛れもない、Nのポケモン。
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