＆‐ｱﾝﾄﾞ‐
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「うほっ!!?冷たっ!!?何事何事!!?」
服の中に大量に雪が入るので、ゾロアがあまりの冷たさに飛び出てきた。
服の中に…冷たい冷たい。
頭突きを食らわせた犯人は誰かと思い、顔を上げてみると。
「シャンデラ?」
「ｼｬﾗｱｱｧﾝ…!!」
シャンデラは私の服に顔をこすり付ける。
泣いている…のか?
「え?泣いてるの?ちょ、ゾロア何て言ってる?」
「えー……リアが帰ってこない。寂しい。寂しい。だからお前を探してた。リアはどこにいる?」
「…そんな事言われてもなぁ」
あの時のシャンデラか。と思いつつこの情況どうしよう。
多分勝手な解釈になるけど…リアは成仏したと思うし…寂しいといわれても。
「ｼｬﾗﾗｧﾝ」
「寂しい。寂しい。寂しい」
「ｼｬﾗﾗ…」
「悲しい、悲しい」
「ｼｬﾗﾗﾝ」
「誰かがいないと、一人ぼっちになる」
良心が痛む…!!
どうしましょう。
「一人って言っても、ヒトモシとかいっぱいいたじゃん?」
「ｼｬﾗﾗｯ!!」
「リアだけが僕の友達。僕は一人。一人。お前がリアを消したのか!?」
「え!?いや…え……強ち間違ってないけど…」
「ｼｬﾗ!!」
「許さない、許さない!!」
「アフレコ気合入りすぎ」
ゾロアを横目にツッコミを入れる。
「じゃあ、私と一緒に行く?」
「ｼｬ…ﾗﾗ!!?」
「なっ…何を…!!」
「寂しいんでしょ?一人ぼっちなんでしょう?じゃあ、私と一緒に行こう」
「…」
「…」
「いや?」
「ｼｬﾗ……ﾗﾗｯ!!」
「行く……行くよ」
と言って、シャンデラはまた私に抱きついて泣き出す。
うん…心なしか熱い。あれ?服燃えてる?
「じゃ、モンスターボールに入ってもらうよ」
ボール真ん中を押して、シャンデラに投げる。
ゆゆゆ、と揺れて。
カチッ☆
テーテーテーテレッレッレレー♪
≫リリィは シャンデラを ゲットした!