&‐アンド‐

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走っていると、突然前に黒い服を着た男が現れる。

キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!




「リリィ!!?めっちゃ震えてるんだけど!!!?」

「グフフ…」

「キメェ!!」




キタキタキタKtkr!!!(ニコ厨表現につき申し訳ございません)
ダークトリニティKtkr!!!



「…女、来い」

「えぇ!?ど、どこへ連れて行くんですか!!?」

「うわぁ…あらかさま」





指で変なポーズをしてると、ダークトリニティの一人が言う。
浮かれていた私は、一瞬止まる。




「ゲーチス様がお呼びだ」





…。
あの、そこN様じゃないんですか。
N様どこ行ったんですか。
あの名言は?あの究極に萌えた名言は一体どこへ!!!?




「拒否権はn「無い」





最後まで喋らせろコノヤロウ。
多分逃げられないだろうから、私は素直についていく事にした。



「リアの奴…失敗したな…」




ボソリ、と呟いた声が私には聞こえた。




「どういう事。ソレ、ちょっと詳しく聞かせてくれないかな」

「…貴様には関係ないことだ」




デフォルメでしかダークトリニティ見たことないけど
案外イイ線いってるかもしれない←




「小さい子まで巻き込ませるなんてサイテー」

「巻き込んでなど居ない…自らやってきたのだ」

「……ゲーチスに拾われたんじゃないの?」

「真偽は定か、だ」

「…読めない連中だこと」




ふぅ、と溜め息をつくとダークトリニティの足は止まっていた。
どうでもいいがお前らすっげぇ猫背だなwww




「…リリィ」




ゾロアが震える声で言う。
気がつけば、広い場所に出ていて天井も高く、周りの石が明るく光っていた。

そして、そこには。




「……トルネロス」




4つの角にある石から伸びた鎖が、中央でトルネロスを縛り上げていた。
苦しそうにもがいて。



その周りにはプラズマ団と、ゲーチス。





何だよこのイベント。
全然子供向けじゃないじゃん(初代からそうだが)




「なん…だよ……」

「ポケモンを開放するって言ったのは…てめーらだろうが!!!」





私は、怒鳴る。
プラズマ団はこちらを見ていたが、トルネロスの前にいるゲーチスだけは見なかった。




「…全く、本当に女でしょうか。貴女は?」

「女ですけど何か?」

「さて、お前にはやってもらうことがあります」




と、ゲーチスが私の方を振り向いたところで、私は地面に倒れた。
否。ダークトリニティに押さえつけられた。
頭をゲーチスに差し出すように。




「被験者…とでも言うのでしょうか?」

「何を…するつもり…!!」




こんな時にでも変な妄想する自分オワタwww
被験者って…ちょwww
上半身裸で手錠しててなんか変な液体ついt
ごめんなさいシリアスシーンですねwww




「何かを得るためには、その土台が必要。ならば、その犠牲者が出るというのも、また必然」

「…」

「貴女のポケモン、お借りしますよ」

「っ!!」



ダークトリニティは、私のベルトからモンスターボールを奪い取る。
それを…私の目の前に落とす。



「出せ」

「嫌だ、と言ったら?」

「こうするまでだ」

「ぐうっ!!!?」





ダークトリニティの一人が、私に関節技をくらわせる。
腕が変な方向に反り返る。痛い。




「貴様の骨が折れるか、出すか。どちらか良き判断か」

「いたたっ…」

「リリィっ…」



と。
先ほ肩から落ちたゾロアがよろよろと立ち上がって、こちらに歩いてくる。
まずい。ゲーチスを見れば、視線は私からゾロアに移り変わっていた。



「ゲーチス!!私と戦いなさい!!!それからでも―――」




ガッ!!!




「うぐぅ…」




脚で、顔を踏まれる。
1つ学びました。








ダークトリニティまじドS!!!
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