&‐アンド‐
□06
3ページ/6ページ
「うあ…ご、ごめん!」
「うん。いいよ。全っ然気にしてないから」
「やっぱそうだったかーなんとなくゲットされてると思ったんだよねー!」
じゃあ、捕まえるなよ。
それは心の中で突っ込む事にした。
なんかこの人思ってたよりもガラスのハートっぽそうだったから←
「しっかし、君、凄い格好だねー!」
「…あ」
白い上着は泥が付いて変色し、もう見るにも無残な姿になってた。
どうしよう。
「君のランクルス捕まえようとしちゃったお詫びって事で、俺の家来てよ」
「…」
随分戻る気がするんだが。
お前の家、戻るよな。
「俺のポケモンで飛んで行くからさ」
と言ってモンスターボールを出す。
そこから出てきたのは、ケンホロウ。
へぇ、この人強そうだね。
「じゃあ、お言葉に甘えて」
ケンホロウに乗って、空を飛んでいく。
どんどん街が小さくなっていく中、一瞬だけ緑の髪の人が見えたのは、ただの見間違い。