&‐アンド‐

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ポケモン達はもっとガーディと友好を深めて欲しいので外で待機。
店員の笑顔がムカツいたが(カップルですか?見たいな事聞いてきやがった)とにかく、観覧車に乗った。
向えに、Nが座ってる。



「聞きたいことって?」

「……Nって、その…」




聞 け ね ぇ www
あなたは王様ですか、なんて。



「Nは…プラズマ団と、関係……あるよね」



ある?
じゃなくて、核心を突いた言葉で問う。




「どうして?」

「……ゲーチスに、さっき会った」

「…そう」

「似ている、と思ったから」

「顔が?」

「違う。雰囲気が、どことなく…似ていた」

「僕は、プラズマ団の王だよ」





聞きたくなかった。
これで、私の旅の目的が完全に決まった。
最終的には《Nを倒す事》
あの夢を、現実にしたくないから。




「トモダチを救うため、さ」

「もし、私があなたに楯突いたら…」

「リリィでも容赦しないよ」

「それなr」



ガコンッ!!!




「……あれ?」




ん?
こんなシリアスな時に。
私はまさかと思い、外をみれば―――



観覧車止まってるwww




ってンなアホな!!!




「あー止まっちゃったか……」

「これじゃあ、1時間近く観覧車の中に閉じ込められてるね」




そんな笑顔で言わないで下さいN様。
なんで楽しそうなんですか。




「じゃあ、こっちの質問だよ」

「答えるのは1つだけ」

「リリィは僕らの仲間にならない?」

「…っ!!」



これは質問と言うより、勧誘かな。とNは言う。




「そうすれば、君と僕が戦う事なんて無い。ハッピーエンドさ」

「……」

「リリィは強い。そして、トモダチも」

「それはっ…」

「トモダチから、驚いたことを聞いたよ」

「…」

「君は―――」







「ここの世界の人間じゃないって」







ガッシャアアアアアアアアアン!!!!!




観覧車が、1つ、落ちた。
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