「それは!?」君は痛々しそうに顔を歪めた「心配いらない」僕は答えた「被弾してて言うセリフ?」「この痛みに少しだけ安堵するんだ…ほんのわずかでも罪が償える気がするから」「もう、馬鹿ね」「そうだな」「もっと弱くなっていいのよ」僕は彼女の言葉に絶句した「傷痕が涙に見える」