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◆drop 







「それは!?」君は痛々しそうに顔を歪めた
「心配いらない」僕は答えた
「被弾してて言うセリフ?」
「この痛みに少しだけ安堵するんだ…ほんのわずかでも罪が償える気がするから」
「もう、馬鹿ね」
「そうだな」
「もっと弱くなっていいのよ」
僕は彼女の言葉に絶句した
「傷痕が涙に見える」







2009/03/22(Sun) 23:19  コメント(0)

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