白銀×昶(×白銀)

□【restrain・ring】
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「結婚しちゃいましょうか?私達」
夢と現実と。あと白いベッドシーツの中でまどろむ彼に私は告げる。
冗談。でも半分本気の。


「……お前ってウザい 重すぎ」
彼は私に視線を合わせないまま 言葉を枕に埋めるように悪態をつく。
それは もういつものこと。
(そんなこと ちゃんと解ってます)
(たかだか17歳の子供に 永遠を願うなど本当に馬鹿げている)




だけれど。













「でも…こんな簡単なコトが他の誰にも言えないんです」


「だから本当は」









「すごく」
























「大切なコトなのかもしれません」
















“君が彼の生まれ変わりであろうと なかろうと”
“愛しています”
(そう言えたなら2人は永遠になれた…?)






君が私を『欲しい』と言うのなら。
私は私の全てを君に与えることも厭わない。












薬指の束縛

彼が戯れに 噛み傷を残す私の左手の薬指。
(それが嬉しくて泣きたくなった)














 
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