□ふたりごと
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ふたりごと

作詞:野田洋次郎

今からお前に何話そうかな
どうやってこの感じ伝えようかな
少し長くなるかもな
でもね
頑張ってみるよ

神様のきっとびっくり
人ってお前みたいにできてない
今世紀最大の突然変異ってくらいに
お前は美しい

そんなお前の父ちゃんと母ちゃんの
心と心くっつきそうなほど近くにいた二つの想いと想いが
ちっぽけな時間なんてもんのせいにしては
いつしか目と目も合わさず
もう二度と聞こえない「ただいま」
そんな二人お前見つめる
ウルッとした瞳でこう呟く

「私の命は二人の愛の証そこには一つだって嘘はない
そうでしょう?そうだと言ってよ」
「二人に愛はもうないと言うなら私の命はすべて嘘にかわり…
「時」に嘘をつかせないで」

あの日二人交わした約束を
今につなぎとめる光が今の君なの
「父よ、母よ」と震う声も
二人を見て流るる涙も
半分コずつもらったのに

君がこの世に生まれた
奇跡を信じれないという
君と僕が出会えた奇跡を信じれないという

同じとこに空けたピアス
お前のだけやけに光って見える
俺もいつか輝くかな
お前みたいに世界愛せるかな

俺の心滅びようとも
醜く朽ち果て息ひきとろうとも
その最期の一瞬だけでも
お前が見てた世界見てみたいの

もう決めたもん
俺とお前50になっても
同じベッドで寝るの
手と手合わせたら血も繋がって一生離れなくなったりして

こんな夢をいつまでも見よう
醒めなければいいってことにしとこう
醒めるから夢と呼ぶんでしょう?っていうなら他に名前つけよう

君と書いて「恋」と読んで
僕と書いて「愛」と読もう
そうすりゃ離れそうにもないでしょう?
いつかそんな歌作るよ

君と僕が出会えたことを
人は奇跡と呼んでみたいだけ
奇跡が生んだこのホシで起こるすべて
奇跡以外にありえないだろう

六星占術だろうと
大殺界だろうと
俺が木星人で君が火星人だろうと君が言い張っても
俺は地球人だよ
いや、でも仮に木星人でも
たかが隣の星だろ?

一生で一度のワープをここで使うよ

君と僕が出会えた奇跡を信じてみたいんだ
君と僕が出会えたことが奇跡だろうとなんだろうと
ただありがとう

君は言う
奇跡だから
美しいんだね
素敵なんだね

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