ヒバドク

□向日葵に焦がれた太陽
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「…綺麗。」

凛と太陽に向かって咲く向日葵を見ながら、
いつもの不思議な雰囲気で少女は簡素な感想を言う。

そんな彼女が一番綺麗と、
雲雀は心の中で言う。

まんざらでも口には出さない。プライドというものがあるから。
だけど、この少女、クローム髑髏の前だと、思わず声に出しそうだった。

…向日葵か。
ちょっとイメージとは違うけど。

似合うかも。

デートのついでに近場にあった向日葵畑に寄ってみたかいがあったか。

「雲雀。」
「…何だい?」
「今日はありがとう。楽しかった。大好き。」


…最後のは反則だよ。



向日葵に焦がれ
(胸が、熱い)

・・・・
初ヒバドク。タイトルはお題サイト様からお借りしました。

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