沖神

□雲のあじ
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突然彼女は、

「雲が欲しい。」

と言い出した。



雲のあじ



「…何でさぁ藪からぼーに」
「掴まえたいんだヨ。どうしても。」
「だから何でだって言ってんさぁ!」
「うるさいネ!欲しいモンは欲しいアル!男は黙って女の言うこと聞くネ!!」

…俺かよぉぉぉ!!!

「さっきから目茶苦茶な事言い過ぎだぞチャイナ!」

その一言を伝えた瞬間、

俺は彼女に蛇の目傘でぶっ飛ばされた。
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