ヒバハル
□屋上、暖かな日差しに小鳥は鳴いて
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ヒバリ、ヒバリ。
「…煩いな。何?」
折角の睡眠時間が…
ハル、ハル。
「そう。ありがと。」
ああ、だいたいこのぐらいで来るよね。
「雲雀さーん!」
「…やぁ。」
賑やかより煩いに近いけど
「今日はとてもいい天気ですよね!」
「まあね。」
眩しいのは嫌いだけど
「あ、ヒバードちゃんこんにちは!」
コンチハ、コンチハ。
「偉いです!さぁ、今日は何を教えましょうか…」
また何か教えるの?
「何がいいでしょうかね」
…また眠くなって来た。
「…おやすみ。」
「えー。じゃあ膝枕しますよ!」
「…じゃあ遠慮なく」
「いつもじゃないですか」
うん、暖かい…
太陽が眩しいけど、このくらいどうってことないさ。
だって君に近いから。
屋上、暖かな日差しに小鳥は鳴いて
(ちょっと、静かにしてほしい…)
・・・
タイトルはお題サイト様からお借りしました。