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□ベタでいこう!
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「どうしてくれるんですか」
そう言ってキツく睨み付けるものの、目の前にいる本人達には全くと言っていい程ダメージなし。むしろこの2人にとっては勝手な脳内変換により、怒った顔でさえ癒し効果となって仙豆ばりにHP回復していそうだ。
今の状況から、この2人に自分の怒りは暖簾に腕押しだと判断した聡い悟飯はその小さな肩をがっくりと落とした。
事の発端は悟天の発言からだった。
トランクスのところから帰ってきてから何やら悶々と考えていたらしい悟天は、珍しく静かに夕飯を食べていたかと思うと、突然
「弟が欲しい!」
とのたまったのだ。