遙かなる時空の中で4
□プライベイト
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「やっぱり駄目。」
さっきからずっと、こんな風に駄々をこねている。いい加減アシュヴィンも呆れているかもしれない。
これ以上我が儘を云えば、機嫌が悪くなるのも知っているのだけど。
この王宮の中は、声が響き過ぎる。
いくら私達が夫婦と云っても、睦事が丸ぎこえでは恥ずかしくて死にそうだ。
あ…溜め息ついた。
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