K-on!

□好き好き好き好きだいっきらい
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唯「澪ちゃんのばかーっ!ばかばかばかー!」
澪「っな!唯にだけは言われたくないなっ!」
唯「なにをー!


みなさん、だれかこのバカップルたちをどうにかしてくれませんか。
耳障りですよ、耳に毒です。
ケーキも咽を通りません。
紅茶が冷めちゃいますから、律先輩ムギ先輩ほんとにもう帰ってどこかのカフェにでも行きませんか、三人で。


最初はただの喧嘩かと思いましたよ、ええ。
だって二人で叫びながら部室に入ってきたらだれだって喧嘩かと思うでしょ、普通に。
でも聞いているうちに喧嘩じゃないってわかって、もう練習どころじゃないですよ、寧ろだるいです。帰りたいです。この二人のせいで。
喧嘩じゃないならなんだよ、と聞かれればそうですね。
ただの愛の叫びあいですよ、まったく。


澪「唯が梓ばっかり構うからっ!!
ほんとは梓が好きなんじゃないのか!」
唯「ちがうよっ!ねーあずにゃん!」
澪「そうなのか梓っ」


すみません、私を巻き込まないでくださいバカップルに。


梓「…ええ、ちがいますよ完璧に。」
唯「ほらーっ!」
澪「…ぐ。」


ほらお二人とも、部室の雰囲気ぶち壊しですよ。
律先輩なんて苦笑いですよ苦笑い。
あの律先輩が苦笑いってどんだけですか。引いてますよ完全にコレ。
ムギ先輩にいたってはカメラ回してますし。


唯「それに澪ちゃんだってりっちゃんとばっかだしさっ。
私が嫌いならりっちゃんのとこ行けばいいじゃん!」
澪「それはちがう!来週のテストの事でわからないところがあるからって、律が勝手に押しかけてきてるだけだ!」
律「なんかさりげなくあたしにひどい事言ってるよな澪コラ!!」


律先輩、あまりつっかからない方がいいです。
ほうっておきましょう。いつかは収まるんですから。



 
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