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□なんだかんだ
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わざとらしく開けられたワイシャツ。私それを乱暴に開いた。弾け飛んだ理性とボタンには目も暮れず、相変わらず無表情な彼女を見つめた。ベッドのスプリングの軋む音が、やけに五月蝿く聞こえる。梓は自分のワイシャツには気にもとめず、上半身を起こし、緊張して渇いた私の唇に噛み付いた。

「梓、いたい。」
「うっさいです。」

こんな状況でもまさかの毒舌。でもそんなとこも好きだとか無意味に愛を囁いて、今まで梓の頭の横についていた手を胸元に滑らせる。相変わらず平ら。

「、まるで発情した猫ですね。」
「なんとでも言え。」

噛み付かれた唇から垂れる血をペロリと舐めて、梓の首筋にキス。そのあと鎖骨、胸、お腹、臍。梓の甘い声にゾクゾクと胸がざわつく。

「あ、っ…。」
「…梓だって、乗り気だ。」
「うっ…さぃ。」
「それに、しばらくすれば梓だって発情した雌猫だ。」

私はニヤリと笑って、仕返しとばかりに、梓の唇に噛み付いた。







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ひわいですぅ><
 

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