遊戯王

□何か悪化してきた
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「どう?バクラ、美味しい?」


「あぁ、甘くて…美味い」


「味が有るなら大丈夫♪
すぐによくなるよ」




少しでも宿主に心配させない為にも
少しだけ、ほんの少しだけ嘘をついちまった
多少甘いという感情が働いたが、美味しいというのは無かった

いつも普通に食べてるチョコと比べればただの甘いものだった。
そんなオレ様を宿主は笑顔というものを忘れずにオレ様の事を見ていた事に
気付かないオレは、、





──────…


PM 4:36

「あ、もうこんな時間だ!!
夕食の準備しなきゃ!!今晩は温かいおかゆ、作ってあげるね」



そう言ってバタバタとキッチンへ向かう宿主を背中から温かく見守り、目を閉じて眠る事にした。


優しい宿主じゃねぇか
いっつもオレ様に体乗っ取られて色んな奴と危険なデュエルしたり
オレのせいで色々なものを失わさせたりしちまったのに

個々までオレ様に着いて来てくれる御主人様だなんて、他に居ねぇよ



ありがとな、宿主…






 
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