遊戯王
□唐突に、来た
2ページ/2ページ
「この子はねぇ、君の子だよ♪」
「………はぁ」
また、言葉を失った。
遂にオレ様も無意識のうちに…宿主を……?
「ふふふ、ははっ……くく」
「!…何がおかしい」
「いや、すんごい考えてるなぁって思って…」
「だっ、オレ様本当に記憶ねぇぞ!!」
すると、宿主はニコニコしながら
オレ様に恐怖の一言を告げる。
「当たり前だって!!
本当に妊娠なんてする訳ないじゃん!!」
「…てんめぇ!!!
このオレ様を騙しやがったのか?!!
あぁん?!」
「いやぁ、何か急にお前の事を
からかいたくなっちゃって(笑)」
「最後の(笑)がすんげぇむかつく…」
「その前に僕、男だし☆」
オレ様にとって大好きで大嫌いな笑顔を向けて
めいっぱいに笑う宿主の嘘に
まんまとハマっちまった…オレ
「ゆるさねぇ…」
「え…?ちょ、バクr「ゆるさねぇええええええ」
ぎゃー
今度こそ、子供作ってやるって勢いで
思い切り襲い掛かった。
「いやぁ、楽しかった♪またやろうね♪」
「あ、……はい」
何故か宿主の肌がツヤツヤになっている
不思議が今、産まれた。
あと、宿主の息子は凄かった…
おわり