☆小説☆

□新世紀エヴァンゲリオン −翔べない天使− 第7章
1ページ/4ページ

第7章「セカンドチルドレン、来日」
セカンドチルドレンがネルフに来日してきた。シンジとウナナはその人を出迎えるため準備が終わって待っていた。
「セカンドチルドレンさんってどんな人なんだろうね?」
「女の子かな?男だったら・・・」
シンジはセカンドチルドレンが男だったらウナナに一目惚れしてしまい、奪われてしまうのではないのかと思っている。
すると二人の背後から少女の声がする。
「ちょっとそこの二人!ネルフはここであってるの?」
少女の声からは強気を感じる。手には何かのカードを持っている。
「はい。ここがネルフですよ」
ウナナは笑顔でネルフだと教える。
だがシンジは少女が持っているカードを見て疑問が浮かぶ。
「君、誰?」
「あんた、バカぁ?あたしはセカンドチルドレンの惣流・アスカ・ラングレーよ!」
いきなりシンジをバカにしたような言葉でアスカは言う。
アスカと名乗った少女はシンジと同い年で国籍がアメリカで大学を卒業している。髪は背中あたりまでで長く頭には赤のインターフェイスヘッドセットを髪飾り代わりにしていて茶色である。服は第壱中学校の制服を着ていて右手にはセキュリティカードを持っている。
「い、いきなりバカだなんて言わないでよ!」
シンジはアスカにバカと言われ、怒りが出てくる。
「何よ!本当のこと言っただけじゃない!」
シンジとアスカが口喧嘩をしそうになった途端にウナナが口を開く。
「アスカさんがセカンドチルドレンさんなんですね。よろしくお願いします。僕は福島ウナナと言います。隣は碇シンジ君です」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ