NOVEL

□或阿呆の一生。
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※ボンゴレ幹部視点





ヴァリアーに14才の少年が入った。
前ボスを敗っての堂々たる入隊だ。
ただし、年齢的な問題と本人の意志により、現ボスは彼でなく9代目御嫡子のXANXUS様である。

このザンザス様とて未だ16才の青年だが、彼にはなにか、特別なものがある。9代目の息子とかそういうものではない。
彼の有無を言わせぬカリスマ性、存在感、そして何よりその圧倒的な実力には、ボンゴレ幹部である私も脱帽せずにはいられないのである。


しかしこんな若い者たちがボンゴレ最強のヴァリアー隊の中枢をしめるようになるとは、世の中も物騒になったものだ、とマフィアなりに思ってみたりする。


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