鏡面の裏側

□セーラー服☆
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セーラー服☆


「あ、ぁだ、め」


セーラー服の隙間から見える白い肌に、藤堂は何も言わずに舌を這わせた。
小さく、紅い跡を残す。
チクリとした痛みに、経験のないルルーシュは怯えるしかない。

堅い床の上に広がる漆黒の髪。
涙に滲んだ紫の瞳。
何よりも、制服の隙間に翳る白い肌。
その美しさに戦慄を覚えた。

ウツクシイモノは、コワシタイ
そんな気持ちを自分が抱くなど、知らなかったのに・・・・・

セカイヲ コワシテ テニ イレル


服を捲り上げて現れる白い下着を、なんの感慨もなくずり上げた。
白いブラジャーのしたから零れた小さな乳房に舌を這わせて、吸い上げる。

「ふぁ!ぁ、や、やぁ」
「どこがいやなんだ?」

こんなに体躯を紅くして、震えて。
気持ちがいいのだと、全身で訴えるのに。

唇での愛撫を続けながら、右手を下肢に伸ばす。
濃紺のスカートを捲りあげて、現れた白い下着に歓喜した。

「ぃや、や、やめてくださっ」
「こんなに濡れているのに?」
下着の上から、ルルーシュの秘処に指を這わせる。
普段なら乾いているはずのそこは、湿っていた。

「うぁ!」
「ほら、気持ちがいいんだろう?ココがそう言っている」





「あっぁ、やぁ、ふ、ぅあ!」
「・・・・っく!・・」

もうどれほどに時間がたっただろう。
もはや、ルルーシュの顔はぐちゃぐちゃだった。
感じきった顔は、娼婦のように。
涙と唾液と、精液とで。

藤堂の下肢に跨ったまま、喘ぎ続けるしかないルルーシュ。
もはや、セーラー服は見る影もない。なにかが乾いた白い跡でいっぱいだった。

「ぅえ、あ、や、もぉう、むぃ!むりぃ!」

抜いて欲しいと泣くルルーシュの足には、紅い滴りが伝い、腕には押さえつけられた跡が残っている。

まだだ、と藤堂は鬱蒼と笑うだけ。
見えない終わりに、ルルーシュは消えたくなる。



ナニガイケナカッタノ?
ナニガワルカッタノ?

ダレカ タスケテ



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