ＢＯＦ部屋
□弟子にして下さい！！
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レイ、相談があるといわれてガーランドに少しキャンプから離れた場所につれてこられたのは今さっきのことだ。
それでつれてこられてからしばらくガーランドは背を向けたままうつむいたままだった。
それにしびれをきらせたレイが話しかけようとしたその時、ガーランドがこちらを勢いよく振り返って叫んだ。
「俺を弟子にしてくれ！！」
「…………………………………。はぁっ！！？」
レイはあんぐりと口を空けて呆然とするしかなかった。
〜弟子にして下さい！！〜
「っておいおい、ちょ、ちょっと待て！！一体全体何考えてんだ！！？！
俺は師匠じゃねぇよ！！？」
「そんなことは判っている。だが、こんなことを頼めるのはお前しかいないんだ。」
「わかってるんだったらドロンゾに弟子入りしてくれ！！」
「そ、そうしようとしたらニーナに攻撃力と防御力を上げてくれと言われて…………。」
あぁ、あの腹黒い姫さんか……………。と同情しつつも必死になっているガーランドにとり合えず訳を聞いてみることにした。
姫さんが言うには素早さを上げてもそこまであがりませんよ、と裏の意味を含まれて言われたのであろうが。
「数日前の戦いでな………。」
リュウとペコロスとガーランドで戦ってた時か、とレイは記憶を蘇らせながら話に耳を傾けた。