□桜
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紅色の頬を伝う物は優しい色
君の手が掴んだ何かを見ていたい
人生の岐路に立ったときに思い出して
幾つかのmelodyが支えてくれる
遠くに聞こえる声にもう振り向きはしないだろう
全てはそこにあるのだから
目を伏せる悲しみに出会う事もあるだろう
全ては平等にあるのだから
帰りの路は無いんだよ 躓いたのなら 少しやすもう
冬の終わりにきめたんだ 自分の信じた ゴールってやつに


恋に焦がれて 胸熱く眠れぬ様 離れて行く君が愛しいんだ
窓の向こうには少し色づいている 桜の木が揺れている


寄り道でもいいんだよ 暮れたなら 少し眠ろう
夏の終わりには見えてくる 確執された 自分自身に


春雨シトシトと心流して行くように 近くにいない君が愛しいんだ
涙で滲んだ水色の春色 満開だったピンクの 桜吹雪

今少し歩いて行くよう

恋に焦がれて 胸熱く眠れぬ様 離れて行く君が愛しいんだ
窓の向こうには少し色づいている 桜の木が揺れている

桜の木の下で笑う君がいる 僕たちの歩いた道を君もあるく二度と来ない今を
桜の花道を

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