白夜・企画

□Stop Please!
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学校の授業も終わり、ようやく長かった一日が終わったと生徒達は夕暮れの道を辿る。しかし、ここにまだ戦が終わってない者達が。マンションのとある一室のリビング、そこに正座で向かい合う政宗と小十郎の姿があった。




Stop Please!




「政宗様。どうして今あなたが正座させられているかお分かりですか?」

「Ahー……。分かるような分からねぇような」

「当然!先日の女装の件でございます!」

ああ来たか。正直政宗には分かっていた。後夜祭で行われた女装コンテストに出場した政宗は小十郎をおちょくったのだ。怒られる覚悟はできている。

「何ゆえあのような不届き極まりない格好をしたのですか!」

「面白そうだったからに決まってるじゃねぇか」

「面白そうなどという理由で不埒な女装などしないでいただきたい!」

「何だよ、お前だって俺にknock outだったじゃねぇか」

政宗とかすがの協力技、うるめに「こじゅ」ヴォイス。これをくらった小十郎は大衆の面前にもかかわらず真っ赤になってしまったのだ。今思い出してもつくづく恥ずかしい。

「あれは忘れられよ!全く……」

ため息を一吐くと、小十郎は姿勢を正して政宗に正面から向かい合う。ここから長い説教タイムが始まるのだ。
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