スナック 愛

□アンサーソング
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ろくでもねぇ男に成り下がった









俺を待ってる奴なんかいねぇ








娑婆の空気はちっとばかし







洒落た排気ガスに塗れちまったみてえだ








空の色も








町の景色も変わっちまった








ただ変わらねえのは







このオンボロスナックだけだ









流れ往く時の中で





お前だけはこうして







細ぇ体で守ってんのかい










このどうしようもねぇ俺のいた時代を










ポッケの銭っこ握り締めて






これで1杯くらいは飲めるだろって







お前もババアになったなって







酒を飲んでくだを巻いて






嘲ってやろうと思ってた








世間も時代も俺自身も














だがなぁ






なんでかなぁ












からんころん










この扉を開けてお前の顔を見たらなぁ・・






  



   

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