a moment


□死神が見える
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あれはそう
3日前の午前2時
月の光に誘われ
誰もいない公園まで
歩く 真夜中に 独り

僕は孤独を感じていた
思考回路は一方通行
ただただ螺旋を描き
墜ちていくだけ

その腕を掴むのは
そう それは確かに死神

このまま逝かせてなるものかと
僕の頭の中入り込み
蒼白い顔で不気味に微笑みかける


僕は死ぬことすら許されない愚物

あぁ死神よ
ひと思いに無の世界へ逝かせておくれ
歪んだ救いのないこの世にいる意味など
もはや皆無なのだから

★BY キャナ

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