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□これから…。
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「あ〜もぅ!!お前ら二人ウザイっ!俺と話さないなら帰れっ!!俺はドンワンと飲むっ!」
「…いゃっ…俺はそろそろ、明日も仕事だし。」
「ふんっ!じゃあ俺も帰るっ!!」
すくっと立ったものの、相当回ってるらしいヘソンは、よろけてエリックの膝の上、立ち上がるジニに余裕の笑顔を見せるエリック、ヘソンを抱える様に立たせて肩を抱く。
「離せっ!!俺は一人でも帰れるっ!」
「分かった、分かった、ヘソン…帰ろうなっ。じゃあなっ」
「ちょっ…エリひょん!?」
後ろ手に手を振って、歩くエリックにジニが声を掛けるがドンワンに止められる。
「ジニ…マジだったの?」
「ワニひょ〜ん!今日、せっかく…もぅ!!」
「ヘソンはお前には無理だよ!分かるだろ?」
「今日は行けそうだった…!!」
本気で悔しがるジニの肩を叩き、また酒を勧めるドンワン…。
《ったく…懲りない奴達。》どこまでもいい兄貴のドンワンだった…。
「ヘソン…。」
「ん〜?ココどこ?」
「俺ん家!!」
「なっ!!…帰るっ!」
「ダ〜メ〜っ」
寝かされていたソファーから起き上がろうとするヘソンを押さえるエリック。