CP小説

□W
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「ドンワン、俺にそんな趣味はない…。」

「…分かってるよ…。」

楽屋に帰る廊下でミヌに言われた…。
《分かってる…》
分かってるけど、アイツは触れない…。
想いが募り過ぎて、後ろにアイツの息遣いを感じた時…、思わず隣にいたミヌの手を握ったんだ…。
《やっぱりミヌは鋭いな》

「ドンワン、今日、これから暇?」

《えっ?!》
ニコニコと駆け寄ってくるヘソン…、俺はヘソンが好きだ!メンバーとしてじゃなく、愛している…。

「うん…、暇だよ!何で?」

「飲みに行こうよ!」

「二人で?」

「…皆で!」

《なんだ…》
がっかりしながらも承諾すると、ぴょんぴょんと皆の元へ戻って行く、可愛い後ろ姿に小さくため息が出てしまう。


「ドンワ〜ン、お前、彼女出来たの?寂しい?」

だいぶ酔いの回ったヘソンが絡んでくる、そんな些細な事も嬉しくて、ヘソンをからかいたくなる。

「ハハハ!寂しくないよ、彼女出来たし、最高に幸せだよ!」

「!!…そう…なんだ!アハハ…良かったなっ!淋しいのは俺だけかっ…アハハ!」

ヘソンが笑いながらトイレに行くとミヌが隣に座って肩を組んで来た。
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