CP小説

□J
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ずっと待っていたチャンス…とうとうやってきた!
二人で中国、兄さんはあまり知らない所、俺は知っている。
兄さんにモデルの話が持ち上がった時、俺にも声がかかると思っていた。一緒にいられるのもあと少し、ソロ活動もあるから…最後のチャンスだ!
俺は決意を固めて中国行きの準備をしていた。

「ジニ〜中国へは何を持って行けばいい?」

兄さんからの電話、一緒に住んでるお母さんにあれこれ持って行けと言われて迷ってしまったらしい。

「アハハっ、兄さん!大丈夫だよ〜何でもあるから、でも、水があんまり良くないから髪とか心配だったらケア用品かなぁ…。」

「ん〜そっかぁ、分かった!じゃあ明日、よろしくお願いします。」

「アハハ!何だよあらたまっちゃって、兄さんらしくない、じゃあ明日!」


空港に着くと…案の定、大荷物の兄さんに思わず苦笑い…。

「ふぅ〜重い!だいぶ減らしたんだけど…ハハハ!!ジニ、それだけ?」

「うん!手伝うよ」

「ありがとう。」

やっぱり、可愛いなぁ〜兄さん!撮影の時も歯止めが効かなかったっけ…。


「とりあえず、ホテルへ行って軽く打ち合わせしたら、後は明日と言うことで…」
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