†腐†
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薫side。
桃城が突然部活に来なくなって3日が経っていた。
いつもは放課になると俺を教室まで呼びに来て、わくわくしながら部活に行っていた桃城が、あれ以来部活に来なくった。
捻挫した右足を庇い、初めて負けたあの試合以来…。
部室を向かうと、鍵当番の大石先輩が既にいた。
大『お早う、海堂。いつも早いな!』
薫『うぃっす。大石先輩こそ、いつも有難う御座います。』
大『いやいや、これくらいしか副部長として出来ないからな。…っと、桃は…また休みか…』
いつもの煩い桃城の姿が見えないため、大石先輩は少し心配そうな顔した。
薫『あのバカが。放っておけば、そのうちケロっとして帰って来ますよ』
大『そうだな。』
ホントは心配なんだろうけど、大石先輩に気を使わせてしまった。
そんな反省をしながら、俺は着替えた。
菊『海堂、おっはよ〜ん♪』
不『やぁ、二人とも。』
タ『お早う、二人とも。相変わらず早いね』
しばらくすると、残りのメンバーも部室に集まってきた。
乾『今日も桃は来てないのか。』
リ『ちーっス。あれ?さっき桃先輩見たのに…ちぇっ』
何だかんだ言って、桃城を心配してるのはみんな同じだった。