いただきもの

□新年、初日の日輪
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此処は中国地方を治めている毛利 元就が住む安芸…











「おぉい!元就ぃ!」




「…………」




「明けましておめでとさん!」




「…こんな夜更けに何の用だ長曽我部…しかも勝手に人の城に上がりよって……」





そぉ、寝ていたであろぉ元就の自室にいきなり現れた人物は…
四国地方を治めている長曽我部 元親であった




「新年早々、景気悪そぉな顔してんじゃねぇよ」


「…誰のせいだと思っておる……」




元就は折角寝ていたのに元親に起こされ超が付く程不機嫌なよぉだ




「俺が折角四国から年明けを祝いに来てやったんだぜ?」



「誰も貴様などに頼んでおらん!」



「まぁ、いいや…其よりさ、日の出見に行かねぇか?」



「日の出だと?…」



「おう!テメェの好きな日輪だ!」




元親のその言葉に元就は少し考えた




「ふむ…〔日輪を拝むのは良いが…〕貴様と一緒というのは御免だ」



「おぉ!そうか!!そうと決まれば早速行こうぜ!」




元親はそぉ言うと元就の肩に腕を乗せて




「なっ!柏lの話を最後まで聞かぬか!離せ!!我に気安く触るでない!」




ゴッ!!



元就はそぉ言うと、近くに置いてあった日輪刀で思いっきり元親を殴った



「ィッテェ!!」



殴られた元親は殴られた所を抑えながらプルプルと震えて居た




「ふん、自業自得だ」



「…ッ!良いじゃねぇか!一緒に行こうぜ!!」


「だから、我は一人で行くと言っておるのだ!」



元就はそぉ言うと立ち上がり上に軽く羽織を来て歩き出した




「別に良いじゃねぇか!」




その後に急いで元親も着いて歩いた



「煩い!貴様は絶対ついて来るでない…ぞ……!」




ドザ―――――


元就が城から出た瞬間いきなり雨が降り出した




「なっ!」



「……ッまだ痛ぇ…ちょっとは手加減しろよな;」




そぉ言い元親も城から出て来ると…




ポツ…ポツ……ポッ…




「…………」



「おっ!良い月夜だな♪…んっ?何でお前濡れてんだ?」




どぉやら、元就は雨男で元親は晴男だったよぉだ



「ふっ…仕方あるまい……付き合ってやろう」




そぉして、元就は日輪を見る為元親と一緒に行動する事になった
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