いただきもの
□喧嘩の種は?
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『えぇっと・・・何してるの・・・?』
私は目の前で起こっている出来事に目を丸くした。
だって・・・あの智将2人が些細なこと?で喧嘩してるんだから・・・
「何故襖を閉めるのだ!日輪が見れぬではないか!」
「煩いね。襖を開けていては風が入ってきて紙が飛ぶんだ。仕方ないだろう?」
「重石か何かで押さえれば良かろう。襖を開けよ!」
「はぁ・・・我儘だね、君は。大体、此処は豊臣の領地なんだ、君に如何こう言われる筋合いはないよ」
「貴様・・・」
今にも一触即発な雰囲気・・・
話に入りづらいなぁ・・・;お茶、持ってきたのに。冷めちゃうよ。
「まったく・・・沙也加君。お茶、もらっても良いかい?」
「竹中・・・我の話を聞け!」
あぁ・・・今にも刀を振り回しそうな勢いだよ・・・
どうにかなんないかなぁ・・・