その2☆

□第6話
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―亮side―


穂高「離せよ!鈴!」


俺の腕を掴んでどんどん引っ張って行く鈴

だんだん病院からも離れてしまっていた


鈴「いいじゃん!

もうあの女に振られたんでしょ?」


穂高「……俺にはアイツじゃなきゃダメなんだよ」


鈴「あんなヤツのどこがいいのよ!

私の親を殺したんだよ!?」


穂高「だから何だよ!?

お前とアイツの親は同じなんだろ!?

だったらお前の親は義兄が殺したんじゃないのかよ!?」


鈴「………!」


穂高「なんでお前がアイツにそんなことするかはわかんねぇ!

だけど…アイツは義理の親でも死なせたことを誰よりも悔やんでるし誰よりも悲しんでるんだ!

お前に何がわかんだよっ!」


もう俺に関わるな、そう言って俺は呆然とする鈴を置いて、家に帰った










―自宅


俺は疲れてすぐにベッドに寝転んだ



俺は…最低なことをしたんだな

桃花のこと、守るって決めたのに…

もう絶対に失いたくはない…


そう強く想いながら…いつの間にか眠っていた












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