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□お誕生日
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「竜崎〜!! 買ってきましたよ、言われたもの全部!」
…松田さんが帰ってきたようですね。私の甘い物係なんですよね、松田さん。
ワタリにこんなことを頼むわけにもいきませんし、夜神さんや模木さん、相沢さんは捜査で忙しいので…あとは松田さんかな、と。
…え? 月くん…ですか? 月くんはだめです。
月くんは手錠で繋がっているので無理なんですよ。残念ながら。
「ありがとうございます…冷蔵庫に入れておいてください」



…そういえば。

今朝から皆さん、なんだか落ち着かない様子なんですが…
いつも冷静な夜神さんさえも落ち着かない様子で…。なぜでしょうね…不思議です。
…まぁいいです。捜査に戻りましょうか。





 ―*―





もう太陽が沈んでしまいましたね…
今宵もとても月がきれいな夜です。
…今日一日、皆さん落ち着きがなかったです。…なんででしょうね。
「…今日はキリがいいのでここで終わりましょう」
「あぁ、そうだな竜崎…お疲れ様でした皆さん。…父さん、いいんじゃないか?」
「うむ…そうだな」
…? 何が良いんでしょうか・・・
その時、本部の電気が消えた――
「・・・!? 停電・・・でしょうか・・・すぐに予備電源が動きますので・・・」
しばらくしても予備電源が動く気配がない。
「なぜ予備電源が動かない・・・? ワタリ・・・」
ワタリに声をかけた瞬間――
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