NOVEL

□夢であるように
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 そして全ての下準備が整い、後は全てを雹に任せ、俺は自らGCとなって真の子供を捜すことにした。

 まぁ、雹に任せるというのは癪だが、真実を告げていないので表面的なシステムしか理解していないだろう。…あのナルシストにはちょうどいい。
 その代わり、奴は魔物verチャラをこき使っているが…まぁ、お互い依存しているのでそれもいいのだろう。

 さて…とりあえず1のGCとなったし、ゆっくり遊ぶか。
「炎や、すまないね…お前さんに頼むとは。」
「いえ。ですがいいのですかシルバさん。この術を扱えば貴女は…」
「いいんじゃよ。年寄りよりかも若い子のほうが…」
 有名になった俺に元.2のGCだという婆が頼みに来た。
見たことがあるな。
激がGSに認められてから数百年して久しぶりにGS反応がした女…シルバか。
確か、GSより恋人を取ったために雹が罰を与えたんだったな。家族がみんな死ぬという奴か。
 まぁ、シルバの家族がどうなろうとも俺には関係ないが、頼みは頼みだ。こういう人脈が俺の名を上げて真の子供を見つける手立てとなる。
「おじちゃん…だぁれ?」
 お、おじちゃん…ッ!!まぁ、実年齢を考えると俺はおじちゃんどころかおじいさんだしな。
フ、子供の戯言だとこの場は耐え、シルバに頼まれたテンジュを行うことにした。











何故…真の子供はいなんだよ、こんちきしょーーーー!!!!!















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